ほ場の表土流亡に係る対策について
近年、集中豪雨の多発や大型の台風により、表土の流亡が村内のあちこちで散見されています。土壌は長い年月をかけてできたものであり、適切に対策していないと営農基盤である土壌が失われてしまいます。
留寿都村は中山間地域であり傾斜畑が多く、大雨や長雨、春の融雪時などに地下に浸透できない表面水が圃場表面を流れ、表土の流亡が発生しやすい地形状況となっております。
表土は土づくりをしている農家にとっての財産です。貴重な表土を守るためには次のとおりの対策が有効ですので参考として下さい。
貴重な表土を守るための対策
機械的対策について
機械的対策として収穫後にサブソイラ―等で圃場表面を流れる水を地下に浸透させ、表面水での表土の浸食を防ぐ方法が効果的です。特に融雪時期については表面水の誘導と土壌への浸透を促す施工を行うことが推奨されています。
また、心土破砕の実施や表面水の通り道に土嚢を設置し流出先を浸食の少ない排水設備に誘導することも有効な手段です。
営農的対策について
営農的対策としてあらかじめ道路・側溝との境には十分な畦畔を設け、後作緑肥すき込み時に部分不耕起帯を設けることで、ほ場外へ出る水の流れを小さなダムのように抑え、表土流亡を防ぐことができます。
ほ場での作付面積が減少する場合もありますが、貴重な表土を流亡させてしまうと、再度土づくりを行い肥沃度合いを回復するまで長い年数を必要とする場合があり、可能な限り表土の流亡を防ぐ方法の実施をお願いします。
表土が流亡してしまった場合の対策について
スリップ事故などの危険防止のため、側溝や道路に流出した場合は、できるだけ土地所有者(ほ場管理者)の手でほ場に戻すようお願いいたします。
また、表土を含むほ場の表面水については、土嚢などで排水施設(側溝や集水桝)へ誘導し、他のほ場の所有者への迷惑や村道通行に支障が出ないよう対策をお願いします。
日常のほ場点検について
台風や集中豪雨が来る前に自分のほ場周辺にある側溝の土砂等の片付けを日頃からこまめに実施し、集中豪雨等により水みちができ土砂崩落が起きないように、日頃から危険箇所など注意を払い点検するようお願いします。









