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野良猫にえさをやっている方へ

 「お腹が減っていてかわいそう」「ご飯をあげないと死んでしまう」そんな優しい気持ちでやっているえさやり。
 しかし、ルールのないむやみなえさやりは、周囲の人たちに迷惑をかけていることに気付いていますか?
 猫も周囲の人たちもお互いが納得できるように、野良猫にえさをやっている人はこれらのル―ルを守りましょう。

1.近所の人の理解を得てください

 公共の場所や他人の敷地内、駐車場等でのえさやりは迷惑になります。土地、建物の所有者や管理者、近所の人にも話をして、了解を得るようにしてください。えさは決まった時間に同じ場所で与えましょう。猫にとって落ち着いた場所で定期的にえさを食べることで、猫の行動も温和になり、付近のゴミ箱をあさることも少なくなります。

2.食べ残しはきちんと片付けてください

 えさの食べ残しがあると、カラスやネズミを招き、ハエなど害虫が発生し不衛生になります。
放置せず、食べ終わるのを待って、すぐに片付けましょう。

3.えさをあげたらふん尿の始末もしてください

 猫は食事後、近くで排泄します。猫の尿はとても臭いが強く不快です。消臭剤などで、臭いを消してください。
 えさを求めて集まってくる猫のふんは、きちんと片付けてきれいにしましょう。可能であれば、猫のトイレを自宅の敷地内など迷惑にならない場所に用意し、他の場所で猫が排泄をしないようにすると効果的です。

4.増えないように不妊・去勢手術を実施してください

 猫は1年間に2~3回出産し、1度に5匹前後の子猫を産みます。不妊・去勢手術をしないと、1年で10~15匹も増えてしまいます。そうなるととても1人では世話をすることができません。これ以上増えないように、不妊・去勢手術を実施してください。

5.新しい飼い主を探してください

 野良猫は、常に飢え、病気、交通事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。猫に必要なものは、病気や危険なことから守られる家で、飼い主さんから寿命が尽きるまで愛情を持って世話をしてもらえることです。責任を持って大切に飼ってくれる飼い主を探してあげることが、猫にとって一番良いことです。

◎9月20日~26日は動物愛護週間です

 動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、動物愛護管理法において、9月20日から 26日を動物愛護週間と定めています。
 愛され大切にされながら生涯を終える犬・猫がたくさんいる一方、不要と放棄され処分される犬・猫もたくさんいます。
 今一度、犬・猫に関するマナーや命に対する責任について、見つめ直してみましょう。


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