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駆虫薬散布によるエキノコックス対策について

エキノコックス症とは

エキノコックス症とは、エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、ヒトの口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。

エキノコックスの幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状があらわれるまで数年から十数年かかるといわれています。

 現在では、血液検査などで早期に発見でき、手術によって治すことができます。

感染経路について

ヒトの体内にエキノコックスの卵が入るのは、エキノコックスが寄生したキツネや犬、そのふんに直接さわるなどの場合が考えられます。

 また、キツネのふんで汚染された山菜を生で食べたり、沢水・わき水を飲んだりした場合が考えられます。

 ヒトからヒトに感染することはありません。




 

エキノコックス症対策について

 
 現在、ヒトのエキノコックス症を根治できる薬剤はありませんが、キツネに駆虫薬を混ぜた餌(ベイト)を野外に散布してキツネに食べさせ、キツネのエキノコックス感染率を下げる手法があります。

 

本来年間を通じて散布することが有効ですが、雪の多い留寿都村では降雪時に散布してもキツネが食べる前に雪の下になってしまいますので、5月から10月までの月に1回駆虫薬を混ぜた餌(ベイト)を散布しています。

一定の頻度と密度でベイトを散布することでキツネの感染率が減少しますが、駆虫薬散布によってエキノコックスを地域的に根絶することはできません。
 キツネが駆虫薬を混ぜた餌(ベイト)を摂取して駆虫されても、その後にエキノコックスの幼虫を宿した野ネズミを捕食すれば再感染すること、キツネの移動によりベイトを散布していない地域からエキノコックスに感染したキツネが入ってくること、自動車から散布していますので散布できる場所が限られ、エキノコックスに感染したすべてのキツネに駆虫薬を与えるのが困難なこと、などが考えられます。
 

キツネはエキノコックス症の感染源でもありますが、「鳥獣保護管理法」により野生動物として保護の対象となっているため、原則として駆除をすることはできません。
 

農業地域において農業被害防止対策を理由としてわな猟免許を取得した農業従事者等が駆除を行っている場合がありますが、住宅地においては第1の方策として、キツネが寄りついている原因の除去やキツネを寄せ付けない対策が必要です。(寄り付く原因は食べ物を求めてくることがほとんどです。)

 

エキノコックス症感染予防・対策

 ・野生動物の餌付けは絶対にしない。

・エサとなる残飯や生ごみを屋外に放置しない。

・犬や猫のエサの食べ残しは必ず片付ける。

・手洗いをする。

・キツネには触らない、近寄らない。

・キツネの糞には直接触らない。(処分する際は、シャベルなどで扱い、30cm程の穴を掘って埋めるなどの処理方法があります。)

・野菜や山菜は加熱またはよく水洗いをする。


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